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("naturalWidth"in a&&"naturalHeight"in a))return{};for(var d=0;a=c[d];++d){var e=a.getAttribute("data-pagespeed-url-hash");e&&(! 最近忘れられがちだが、今年11月に予定されている米国大統領選に向けて野党の党大会代表指名争いが継続していました。その中でも一時的には次期大統領の有力候補と見られていたバーニー・サンダース上院議員が8日、正式に撤退を表明しました。, これにより、野党の民主党代表はジョー・バイデン前副大統領の指名が事実上決まったと言うことになります。, これは投資家としては久々に聞く朗報なニュースと言えるのではないでしょうか。と言うより個人的にはとても驚きました。今のコロナショックの最中では、おそらくサンダース氏がマニフェストとして掲げていた『国民皆保険(メディケア・フォー・オール)』は有利に働くのではないかと考えていたからです。, 日本のように国民皆保険制度がない米国では、政府が可及的速やかに現金をばら撒いて支援しなければ治療を受けることもままならないと言う国民が多いです。, 米国人は資産のうち株式の占める割合が大きいことはご存知かと思いますが、それもあってか、米国人はいざと言うときに拠出できる現預金が400ドル(およそ4万3千円)も無いと言われています。, 米国とトランプ大統領の対応のスピード感は日本人にとっては非常に羨ましいところではありますが、それくらいのスピード感で動かないと、明日生きていくこともままならないと言う米国人が大半だからこそのスピード感とも言えるのではないでしょうか。, さて、そんな米国において、『国民皆保険(メディケア・フォー・オール)』を筆頭に『民主的社会主義』を押し広げようとしていたのが、当のサンダース氏です。, 民主的社会主義ってなんだよ!と思う方もいらっしゃるかもしれませんので、一言で説明しますと、『米国の日本化』と言う感じと捉えてば良いのではないでしょうか。, 『日本は最も成功した社会主義国家』と揶揄されるほど、国家に頼りっぱなしの社会で、国民皆保険はもちろん、全員が画一的な社会の歯車になるように仕向ける学校教育や、投資を勧めず貯金を推奨している点、株式市場の大多数を国が保有している。など、日本は民主的な社会主義国家と言っても過言ではないのではないでしょうか。, 確かに社会主義的になれば、米国で加速的に広まっている格差の縮小や、まともに治療を受けることもできない国民の生活を支援するための国民皆保険などは一見素晴らしい政策のように思います。, ですが、世界一の資本主義国家である米国でそう言った流れが生まれてしまうと、投資家としてはあまり歓迎できない状況と言えるのではないでしょうか。, 成功した社会主義国家である日本が投資冥利のない国になってしまったように、国家が自由経済市場に口を挟み始めると、あまり良い傾向とは言えないのではないでしょうか。, 今のように弱肉強食の自由経済が発達しているからこそ、米国は今なお強大な国家としての地位を築き上げることができているのに、その強みを自らかなぐり捨てると言うのは得策とは言えません。, また、サンダース氏が投資家から恐れられていたのが、その社会主義的主張からくる富裕層への重税政策です。, サンダース氏がもともと掲げていた『富裕税』は、最富裕層にかかる法定実効税率は97.5%にも及ぶ予定でした。米国がこんな馬鹿げた政策を実行すれば、現在の資産家たちは早急に米国から立ち去り、実業家を目指そうと言う若者も少なくなり、結果的には米国の弱体化を招くかもしれませんでした。, 投資家としてそれだけは勘弁してほしいと感じていたのですが、私の願いが届いたのか、今回無事にサンダース氏が撤退してくれる運びとなりました。, それを受けてか、米国株市場もかなり元気になってきており、NYダウも2万3千ドルあたりまで戻してきました。, 新型コロナウィルスがこれほど大問題を起こすと思われてなかった時はサンダース氏の当選が米国株市場にとっては最も大きなリスクだと言われていましたので、今の情勢にサンダース氏が当選するようなことがあれば、本気で2020年代は投資リターンを期待してはいけないと考えていました。, ですが今回サンダース氏が撤退したことは現トランプ政権にとってはかなりの追い風になると言えるのではないでしょうか。, 正直、バイデン氏はトランプ政権にとってはそれほど驚異的ではないとは言えると考えています。昨今のコロナショックの影響で毎日とても不安に苛まれている方も多いでしょうが、力強く対応しているトランプ氏の姿を見ていても、確かなリーダーシップがある点はさすが大統領!とイメージアップになるのではないでしょうか。, もちろん米国株には長期的な目線で見ればとても成長性があり、投資名利のある国だと信じています。, ですが、コロナショックによって冷えた米国経済に米国の大統領が『社会主義的』思想をいいていると言うことになれば、それはかなり大きな痛手となるでしょう。, 前述の通り、10年単位で株価が戻らないと言う可能性も十分にあり得ました。そんな状況ですから、トランプ氏とバイデン氏との一騎討ちは願ってもない光景でした。, とりあえず米国株市場に蔓延している恐れは、目下、コロナショックによる実体経済へのダメージに関してと言うことになりました。もちろんバイデン氏が勝つ可能性もありますけどね。, 何はともあれ、今回のサンダース氏撤退のニュースは米国株投資家としては非常にありがたいニュースと言えるのではないでしょうか。, コロナショックから立ち直れば米国はおそらく復活を遂げるだろうと考えています。それがいつになるかは見当もつきませんが、私が生きている間に騒動は落ち着き、NYダウはさらなる高みを目指すことになるでしょう。, そうした未来を信じて、大統領が誰になろうと、米国株を買い集めていくのがベストではないでしょうか。, 管理人のYukiと申します。20歳からコツコツと米国株投資を継続している投資家です!, 普段は都内のIT企業で働いています。
2020/5/09(土) コラム|北米・中南米 [2020年米大統領選], 今年の大統領選挙で民主党の候補者が勝つのは難しそうだった。アイオワやネバダの党員集会の投票参加者は、4年前と同じくらいでしかなかった。ニューハンプシャーは増えたものの、それは州全体の人口増加プラスαくらいだった。, そのプラスαには仕掛けがある。ニューハンプシャーの予備選では、共和党支持者が民主党の予備選で投票しても構わない規則になっている。そこで自分が勝ち易そうな相手に民主党予備選で投票して欲しいと、トランプ氏が共和党支持者に呼び掛けていたのである。同じ作戦がサウスカロライナでも行われたという。, つまり今年の民主党には勢いがないのである。これでは本戦で勝つのは、何れにしても難しいのではないか?, ところがサウスカロライナから投票参加者が明らかに4年前より絶対的に増えている。スーパーチューズデーが行われた14州では、平均して1.5倍くらいになっている。, 極左のサンダースではトランプ氏に勝てない。やはり穏健派のバイデンでないとトランプ氏を倒せない。そう考えた人が多かったという説が有力である。, もちろんサウスカロライナの予備選挙の前後に、民主党の有力者が次々とバイデン支持を打ち出したこともあるだろう。ブティギッグやクロブッチャーが思ったより票が取れず、撤退してバイデン支持を表明したのも小さくないだろう。, バイデンは負けると思われていたためか政治献金が不足していて、サウスカロライナで勝った後も、スーパーチューズデーが行われた州の殆どでテレビ広告をしていなかったし、事務所さえない州もあった。5億ドルを使ったと言われるブルームバーグとは大きな違いだが、それでも大勝している。, それには次のような背景もあった。スーパーチューズデーで投票した人々は、中高年の人(45歳以上)が大部分であり、サンダースを支持するような若者は平均して2割未満だった。これではサンダースに不利に決まっている。, バイデンの選挙集会では短時間でも最初に国家への忠義や宗教に関する話をする。サンダースの集会では、アメリカの歴史や経済や社会の問題点を指摘し、アメリカを悪く評価するようなことが多いという。いわば反米米国人の集まりである。他に多様性重視のため同性愛者やナチス的反ユダヤ思想を持ったイスラム系移民も多いという。ここまで来ると多様性ではなく異常性である。, 実はサンダースが2月末に発表した税制等の改革案は、アメリカ中心の格差社会を解消できる可能性を秘めた優れたものだが、8年くらいの時間を掛けて少しづつ進めないと、ショックで米国中心に世界の金融と経済が破滅する可能性も高い。既に心臓発作で死にかけたことがある80歳近い高齢者が、8年がかりの計画でものを考えるだろうか?2、3年で進められたら前述のように世界が破滅する。, だからと言ってバイデンが大統領になったとしたら、アメリカ中心の格差社会を肯定して来た、既存のワシントン既成勢力の政治に戻るだけである。, そのため若者がサンダースを支持して来た訳であるが、どうもサンダース支持者は、若者の中でも少数派だったようだ。それはスーパーチューズデーの投票結果を見れば分かるだろう。, 逆にアイオワやネバダは大きな州ではなく、党員集会というのは学級会のような形式で行われるので、少数の若者でも動員できれば、彼らの熱気に他の参加者が影響されるので有利にはなる。, 経済が成熟しグローバル化や人工知能が発達し高学歴の人しか生き残れない世の中になれば、自然に人は子供を産まなくなり社会は少子化する。日本だけではない。欧米諸国も日本より先に白人は少子化していた。, そこで移民を増やした訳であるが、それが社会的混乱を招いた。移民は、その地とは違った価値観を持つ。前述したナチス的反ユダヤ主義のイスラム系移民のようなものである。, また米国では(黒人を含む)移民系の方が、宗教熱心で同性愛等には否定的である。それが多様性を重視するサンダースのネックになっている。移民のお陰で若者人口が多いように見えても、サンダース支持者になる人は多いとは言えない。, サンダースの支持者は高学歴の白人エリートが多い。それと白人と同じような生活ができるようになったヒスパニックの一部と。, サンダースの政策は学費無償化等、既にエリートである人や一家が、その地位から滑り落ちないようにする側面が強い。真に貧しく勉強がしたくともできなかった職人のような人々からは反感を買っている。それが彼が黒人の支持を得られない理由の一つではないかと思う。, そして白人エリート系の熱心なサンダース支持者も、今まで述べて来たような理由から、自分達が少数派であり、いくら頑張っても自分達の意見を、政治に反映させて行くことは難しいと、しらけざるを得なかったようだ。自分達よりも年配者の投票の方が多いのだから。これは日本でも同じことが起こっている。詳しい人の話を聞くと欧州諸国も余り変わりはないらしい。何れにしてもスーパーチューズデー以降サンダース票は低減傾向を挽回できなかった。, そこで4月8日とうとうサンダースは予備選からの撤退を表明した。だが、それは積極的な選挙運動を停止したに過ぎない。予備選の残された州で使われるマークシート式の投票用紙には彼の名前も残っている。彼の撤退で奮起した残された熱心な支持者が勝手連的に頑張れば、かなりの代議員を今後とる可能性もある。特に予備選の残された州は、サンダース支持者がバイデン支持者より多そうな州が幾つもある。初期に予備選から撤退した人々の取った代議員は、彼らがバイデンを支持してもバイデンの代議員にはならない。約150人ほどいる。つまりサンダースもバイデンも過半数が取れず党大会で話し合いが行われる可能性がゼロになったわけではない。それは無理でも多くの代議員が取れれば、党の政策綱領等に影響を持てる。, 特に2020年はコロナ問題の影響で3月下旬以降の予備選が延期になったりしている。これをコロナ問題の影響を無くすため11月の本選も含めて郵送投票形式にしようという意見が民主党中心に根強い。しかし共和党が非常に強く反対している。, そこで4月7日に行われたウイスコンシンの予備選挙は大混乱状態になった。自分のためにコロナが蔓延しては申し訳ないというのが、サンダース撤退の表面上の理由だった。, だが穿った見方をすれば今後の予備選ないし本選を郵送投票中心のものにする契機になればという計算もあったのではないか?, 実はスーパーチューズデーの1週間後に締め切られた郵送投票中心の海外在住者向け予備選挙で、サンダースは何とバイデンの倍の代議員を獲得しているのである!, 選挙に足を運ぶ気持ちにはなれないが郵送投票なら投票しても良いーサンダース支持者の多数の人の意識は、その程度の強さしか無くなっていたのである。, これは民主党全体が同じなのだ。最初に述べたようにスーパーチューズデーまでは予備選に投票に来る人自体が少なかった。, そこで民主党としてはコロナ問題を契機に今年だけでも本選も郵送投票中心にしたいのである。但し郵送投票というのは実は米国のことだから州による制度の違いも大きいものの投票所に足を運ぶよりも遥かに複雑な手続きが必要な場合が多いのだ。サンダース支持者のような高学歴エリート以外には却って難しい州も多いのではないか?, サンダースは、そこに賭けているのかも知れない。予備選で出来るだけ多くの代議員を取るために…。, 民主党本体としては投票への熱意のない人や貧しくて学校に行けなかった移民系の人が支持者に多い。手続きが複雑な郵送投票は、むしろ不利な筈だ。そこで郵送投票用投票用紙が自動的に有権者に送られる仕組みの全国的な導入や、郵送投票サポート・ボランティアのような活動の立ち上げを民主党はしようとしている。, しかし、そんなことをされると、どんな欺瞞を行われるか分からない。特に戸籍等がない米国では、長く住民票を置いていれば選挙権のない筈の不法移民のような人まで、地区選管の有権者名簿に載っているようなことがある。そういう人々の郵送投票を取り纏められたりしたら、共和党にとって脅威である。いや、アメリカ民主主義にとって脅威である。, この郵送投票中心の制度―特に郵送投票サポート・ボランティアのような活動は、やらせない方が良いだろう。その方向で共和党は法廷闘争をしたりしている。, ここまで書いてきて私自身が、しらけて来た。そこまでして「投票による民主制」とは、守らねばならないものだろうか?, 何度も述べたように世界中で少子化のために「投票による民主制」が中高年の人の意見が尊重されやすく、しらけた若者達が政治から退出している。表面上、若者が多いように見せかけるために移民を入れれば、混乱が悪化するのみである。, 移民労働に頼らず人工知能中心の産業構造を一刻も早く実現し、そのようなハイテクを駆使できる高学歴エリートが年齢に関わらず、そうでない人々よりも多くの影響を持てるような政治。例えば一般人は今まで通り一人一票だが、エリートとして認められた人は一人10票というようなことを、まじめに考えても良いのではないか?, 移民その他の間違った多様性を排除し、アメリカで言うなら民主、共和両党の支持を超えたエリート中心の、まとまった優れた未来志向の政治を実現する。コロナ問題のお陰で、ロボット労働が増えたりしそうなので、このようなことは意外に早く視野に入って来るかも知れない。, サンダースの失速は、そこまでのことを考えさせてくれる。そういう意味では非常に意義あるものだったように思う。. !b.a.length)for(a+="&ci="+encodeURIComponent(b.a[0]),d=1;d
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2020/5/09(土) コラム|北米・中南米 [2020年米大統領選], 今年の大統領選挙で民主党の候補者が勝つのは難しそうだった。アイオワやネバダの党員集会の投票参加者は、4年前と同じくらいでしかなかった。ニューハンプシャーは増えたものの、それは州全体の人口増加プラスαくらいだった。, そのプラスαには仕掛けがある。ニューハンプシャーの予備選では、共和党支持者が民主党の予備選で投票しても構わない規則になっている。そこで自分が勝ち易そうな相手に民主党予備選で投票して欲しいと、トランプ氏が共和党支持者に呼び掛けていたのである。同じ作戦がサウスカロライナでも行われたという。, つまり今年の民主党には勢いがないのである。これでは本戦で勝つのは、何れにしても難しいのではないか?, ところがサウスカロライナから投票参加者が明らかに4年前より絶対的に増えている。スーパーチューズデーが行われた14州では、平均して1.5倍くらいになっている。, 極左のサンダースではトランプ氏に勝てない。やはり穏健派のバイデンでないとトランプ氏を倒せない。そう考えた人が多かったという説が有力である。, もちろんサウスカロライナの予備選挙の前後に、民主党の有力者が次々とバイデン支持を打ち出したこともあるだろう。ブティギッグやクロブッチャーが思ったより票が取れず、撤退してバイデン支持を表明したのも小さくないだろう。, バイデンは負けると思われていたためか政治献金が不足していて、サウスカロライナで勝った後も、スーパーチューズデーが行われた州の殆どでテレビ広告をしていなかったし、事務所さえない州もあった。5億ドルを使ったと言われるブルームバーグとは大きな違いだが、それでも大勝している。, それには次のような背景もあった。スーパーチューズデーで投票した人々は、中高年の人(45歳以上)が大部分であり、サンダースを支持するような若者は平均して2割未満だった。これではサンダースに不利に決まっている。, バイデンの選挙集会では短時間でも最初に国家への忠義や宗教に関する話をする。サンダースの集会では、アメリカの歴史や経済や社会の問題点を指摘し、アメリカを悪く評価するようなことが多いという。いわば反米米国人の集まりである。他に多様性重視のため同性愛者やナチス的反ユダヤ思想を持ったイスラム系移民も多いという。ここまで来ると多様性ではなく異常性である。, 実はサンダースが2月末に発表した税制等の改革案は、アメリカ中心の格差社会を解消できる可能性を秘めた優れたものだが、8年くらいの時間を掛けて少しづつ進めないと、ショックで米国中心に世界の金融と経済が破滅する可能性も高い。既に心臓発作で死にかけたことがある80歳近い高齢者が、8年がかりの計画でものを考えるだろうか?2、3年で進められたら前述のように世界が破滅する。, だからと言ってバイデンが大統領になったとしたら、アメリカ中心の格差社会を肯定して来た、既存のワシントン既成勢力の政治に戻るだけである。, そのため若者がサンダースを支持して来た訳であるが、どうもサンダース支持者は、若者の中でも少数派だったようだ。それはスーパーチューズデーの投票結果を見れば分かるだろう。, 逆にアイオワやネバダは大きな州ではなく、党員集会というのは学級会のような形式で行われるので、少数の若者でも動員できれば、彼らの熱気に他の参加者が影響されるので有利にはなる。, 経済が成熟しグローバル化や人工知能が発達し高学歴の人しか生き残れない世の中になれば、自然に人は子供を産まなくなり社会は少子化する。日本だけではない。欧米諸国も日本より先に白人は少子化していた。, そこで移民を増やした訳であるが、それが社会的混乱を招いた。移民は、その地とは違った価値観を持つ。前述したナチス的反ユダヤ主義のイスラム系移民のようなものである。, また米国では(黒人を含む)移民系の方が、宗教熱心で同性愛等には否定的である。それが多様性を重視するサンダースのネックになっている。移民のお陰で若者人口が多いように見えても、サンダース支持者になる人は多いとは言えない。, サンダースの支持者は高学歴の白人エリートが多い。それと白人と同じような生活ができるようになったヒスパニックの一部と。, サンダースの政策は学費無償化等、既にエリートである人や一家が、その地位から滑り落ちないようにする側面が強い。真に貧しく勉強がしたくともできなかった職人のような人々からは反感を買っている。それが彼が黒人の支持を得られない理由の一つではないかと思う。, そして白人エリート系の熱心なサンダース支持者も、今まで述べて来たような理由から、自分達が少数派であり、いくら頑張っても自分達の意見を、政治に反映させて行くことは難しいと、しらけざるを得なかったようだ。自分達よりも年配者の投票の方が多いのだから。これは日本でも同じことが起こっている。詳しい人の話を聞くと欧州諸国も余り変わりはないらしい。何れにしてもスーパーチューズデー以降サンダース票は低減傾向を挽回できなかった。, そこで4月8日とうとうサンダースは予備選からの撤退を表明した。だが、それは積極的な選挙運動を停止したに過ぎない。予備選の残された州で使われるマークシート式の投票用紙には彼の名前も残っている。彼の撤退で奮起した残された熱心な支持者が勝手連的に頑張れば、かなりの代議員を今後とる可能性もある。特に予備選の残された州は、サンダース支持者がバイデン支持者より多そうな州が幾つもある。初期に予備選から撤退した人々の取った代議員は、彼らがバイデンを支持してもバイデンの代議員にはならない。約150人ほどいる。つまりサンダースもバイデンも過半数が取れず党大会で話し合いが行われる可能性がゼロになったわけではない。それは無理でも多くの代議員が取れれば、党の政策綱領等に影響を持てる。, 特に2020年はコロナ問題の影響で3月下旬以降の予備選が延期になったりしている。これをコロナ問題の影響を無くすため11月の本選も含めて郵送投票形式にしようという意見が民主党中心に根強い。しかし共和党が非常に強く反対している。, そこで4月7日に行われたウイスコンシンの予備選挙は大混乱状態になった。自分のためにコロナが蔓延しては申し訳ないというのが、サンダース撤退の表面上の理由だった。, だが穿った見方をすれば今後の予備選ないし本選を郵送投票中心のものにする契機になればという計算もあったのではないか?, 実はスーパーチューズデーの1週間後に締め切られた郵送投票中心の海外在住者向け予備選挙で、サンダースは何とバイデンの倍の代議員を獲得しているのである!, 選挙に足を運ぶ気持ちにはなれないが郵送投票なら投票しても良いーサンダース支持者の多数の人の意識は、その程度の強さしか無くなっていたのである。, これは民主党全体が同じなのだ。最初に述べたようにスーパーチューズデーまでは予備選に投票に来る人自体が少なかった。, そこで民主党としてはコロナ問題を契機に今年だけでも本選も郵送投票中心にしたいのである。但し郵送投票というのは実は米国のことだから州による制度の違いも大きいものの投票所に足を運ぶよりも遥かに複雑な手続きが必要な場合が多いのだ。サンダース支持者のような高学歴エリート以外には却って難しい州も多いのではないか?, サンダースは、そこに賭けているのかも知れない。予備選で出来るだけ多くの代議員を取るために…。, 民主党本体としては投票への熱意のない人や貧しくて学校に行けなかった移民系の人が支持者に多い。手続きが複雑な郵送投票は、むしろ不利な筈だ。そこで郵送投票用投票用紙が自動的に有権者に送られる仕組みの全国的な導入や、郵送投票サポート・ボランティアのような活動の立ち上げを民主党はしようとしている。, しかし、そんなことをされると、どんな欺瞞を行われるか分からない。特に戸籍等がない米国では、長く住民票を置いていれば選挙権のない筈の不法移民のような人まで、地区選管の有権者名簿に載っているようなことがある。そういう人々の郵送投票を取り纏められたりしたら、共和党にとって脅威である。いや、アメリカ民主主義にとって脅威である。, この郵送投票中心の制度―特に郵送投票サポート・ボランティアのような活動は、やらせない方が良いだろう。その方向で共和党は法廷闘争をしたりしている。, ここまで書いてきて私自身が、しらけて来た。そこまでして「投票による民主制」とは、守らねばならないものだろうか?, 何度も述べたように世界中で少子化のために「投票による民主制」が中高年の人の意見が尊重されやすく、しらけた若者達が政治から退出している。表面上、若者が多いように見せかけるために移民を入れれば、混乱が悪化するのみである。, 移民労働に頼らず人工知能中心の産業構造を一刻も早く実現し、そのようなハイテクを駆使できる高学歴エリートが年齢に関わらず、そうでない人々よりも多くの影響を持てるような政治。例えば一般人は今まで通り一人一票だが、エリートとして認められた人は一人10票というようなことを、まじめに考えても良いのではないか?, 移民その他の間違った多様性を排除し、アメリカで言うなら民主、共和両党の支持を超えたエリート中心の、まとまった優れた未来志向の政治を実現する。コロナ問題のお陰で、ロボット労働が増えたりしそうなので、このようなことは意外に早く視野に入って来るかも知れない。, サンダースの失速は、そこまでのことを考えさせてくれる。そういう意味では非常に意義あるものだったように思う。. !b.a.length)for(a+="&ci="+encodeURIComponent(b.a[0]),d=1;d
吉川 圭一
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("naturalWidth"in a&&"naturalHeight"in a))return{};for(var d=0;a=c[d];++d){var e=a.getAttribute("data-pagespeed-url-hash");e&&(! 最近忘れられがちだが、今年11月に予定されている米国大統領選に向けて野党の党大会代表指名争いが継続していました。その中でも一時的には次期大統領の有力候補と見られていたバーニー・サンダース上院議員が8日、正式に撤退を表明しました。, これにより、野党の民主党代表はジョー・バイデン前副大統領の指名が事実上決まったと言うことになります。, これは投資家としては久々に聞く朗報なニュースと言えるのではないでしょうか。と言うより個人的にはとても驚きました。今のコロナショックの最中では、おそらくサンダース氏がマニフェストとして掲げていた『国民皆保険(メディケア・フォー・オール)』は有利に働くのではないかと考えていたからです。, 日本のように国民皆保険制度がない米国では、政府が可及的速やかに現金をばら撒いて支援しなければ治療を受けることもままならないと言う国民が多いです。, 米国人は資産のうち株式の占める割合が大きいことはご存知かと思いますが、それもあってか、米国人はいざと言うときに拠出できる現預金が400ドル(およそ4万3千円)も無いと言われています。, 米国とトランプ大統領の対応のスピード感は日本人にとっては非常に羨ましいところではありますが、それくらいのスピード感で動かないと、明日生きていくこともままならないと言う米国人が大半だからこそのスピード感とも言えるのではないでしょうか。, さて、そんな米国において、『国民皆保険(メディケア・フォー・オール)』を筆頭に『民主的社会主義』を押し広げようとしていたのが、当のサンダース氏です。, 民主的社会主義ってなんだよ!と思う方もいらっしゃるかもしれませんので、一言で説明しますと、『米国の日本化』と言う感じと捉えてば良いのではないでしょうか。, 『日本は最も成功した社会主義国家』と揶揄されるほど、国家に頼りっぱなしの社会で、国民皆保険はもちろん、全員が画一的な社会の歯車になるように仕向ける学校教育や、投資を勧めず貯金を推奨している点、株式市場の大多数を国が保有している。など、日本は民主的な社会主義国家と言っても過言ではないのではないでしょうか。, 確かに社会主義的になれば、米国で加速的に広まっている格差の縮小や、まともに治療を受けることもできない国民の生活を支援するための国民皆保険などは一見素晴らしい政策のように思います。, ですが、世界一の資本主義国家である米国でそう言った流れが生まれてしまうと、投資家としてはあまり歓迎できない状況と言えるのではないでしょうか。, 成功した社会主義国家である日本が投資冥利のない国になってしまったように、国家が自由経済市場に口を挟み始めると、あまり良い傾向とは言えないのではないでしょうか。, 今のように弱肉強食の自由経済が発達しているからこそ、米国は今なお強大な国家としての地位を築き上げることができているのに、その強みを自らかなぐり捨てると言うのは得策とは言えません。, また、サンダース氏が投資家から恐れられていたのが、その社会主義的主張からくる富裕層への重税政策です。, サンダース氏がもともと掲げていた『富裕税』は、最富裕層にかかる法定実効税率は97.5%にも及ぶ予定でした。米国がこんな馬鹿げた政策を実行すれば、現在の資産家たちは早急に米国から立ち去り、実業家を目指そうと言う若者も少なくなり、結果的には米国の弱体化を招くかもしれませんでした。, 投資家としてそれだけは勘弁してほしいと感じていたのですが、私の願いが届いたのか、今回無事にサンダース氏が撤退してくれる運びとなりました。, それを受けてか、米国株市場もかなり元気になってきており、NYダウも2万3千ドルあたりまで戻してきました。, 新型コロナウィルスがこれほど大問題を起こすと思われてなかった時はサンダース氏の当選が米国株市場にとっては最も大きなリスクだと言われていましたので、今の情勢にサンダース氏が当選するようなことがあれば、本気で2020年代は投資リターンを期待してはいけないと考えていました。, ですが今回サンダース氏が撤退したことは現トランプ政権にとってはかなりの追い風になると言えるのではないでしょうか。, 正直、バイデン氏はトランプ政権にとってはそれほど驚異的ではないとは言えると考えています。昨今のコロナショックの影響で毎日とても不安に苛まれている方も多いでしょうが、力強く対応しているトランプ氏の姿を見ていても、確かなリーダーシップがある点はさすが大統領!とイメージアップになるのではないでしょうか。, もちろん米国株には長期的な目線で見ればとても成長性があり、投資名利のある国だと信じています。, ですが、コロナショックによって冷えた米国経済に米国の大統領が『社会主義的』思想をいいていると言うことになれば、それはかなり大きな痛手となるでしょう。, 前述の通り、10年単位で株価が戻らないと言う可能性も十分にあり得ました。そんな状況ですから、トランプ氏とバイデン氏との一騎討ちは願ってもない光景でした。, とりあえず米国株市場に蔓延している恐れは、目下、コロナショックによる実体経済へのダメージに関してと言うことになりました。もちろんバイデン氏が勝つ可能性もありますけどね。, 何はともあれ、今回のサンダース氏撤退のニュースは米国株投資家としては非常にありがたいニュースと言えるのではないでしょうか。, コロナショックから立ち直れば米国はおそらく復活を遂げるだろうと考えています。それがいつになるかは見当もつきませんが、私が生きている間に騒動は落ち着き、NYダウはさらなる高みを目指すことになるでしょう。, そうした未来を信じて、大統領が誰になろうと、米国株を買い集めていくのがベストではないでしょうか。, 管理人のYukiと申します。20歳からコツコツと米国株投資を継続している投資家です!, 普段は都内のIT企業で働いています。
2020/5/09(土) コラム|北米・中南米 [2020年米大統領選], 今年の大統領選挙で民主党の候補者が勝つのは難しそうだった。アイオワやネバダの党員集会の投票参加者は、4年前と同じくらいでしかなかった。ニューハンプシャーは増えたものの、それは州全体の人口増加プラスαくらいだった。, そのプラスαには仕掛けがある。ニューハンプシャーの予備選では、共和党支持者が民主党の予備選で投票しても構わない規則になっている。そこで自分が勝ち易そうな相手に民主党予備選で投票して欲しいと、トランプ氏が共和党支持者に呼び掛けていたのである。同じ作戦がサウスカロライナでも行われたという。, つまり今年の民主党には勢いがないのである。これでは本戦で勝つのは、何れにしても難しいのではないか?, ところがサウスカロライナから投票参加者が明らかに4年前より絶対的に増えている。スーパーチューズデーが行われた14州では、平均して1.5倍くらいになっている。, 極左のサンダースではトランプ氏に勝てない。やはり穏健派のバイデンでないとトランプ氏を倒せない。そう考えた人が多かったという説が有力である。, もちろんサウスカロライナの予備選挙の前後に、民主党の有力者が次々とバイデン支持を打ち出したこともあるだろう。ブティギッグやクロブッチャーが思ったより票が取れず、撤退してバイデン支持を表明したのも小さくないだろう。, バイデンは負けると思われていたためか政治献金が不足していて、サウスカロライナで勝った後も、スーパーチューズデーが行われた州の殆どでテレビ広告をしていなかったし、事務所さえない州もあった。5億ドルを使ったと言われるブルームバーグとは大きな違いだが、それでも大勝している。, それには次のような背景もあった。スーパーチューズデーで投票した人々は、中高年の人(45歳以上)が大部分であり、サンダースを支持するような若者は平均して2割未満だった。これではサンダースに不利に決まっている。, バイデンの選挙集会では短時間でも最初に国家への忠義や宗教に関する話をする。サンダースの集会では、アメリカの歴史や経済や社会の問題点を指摘し、アメリカを悪く評価するようなことが多いという。いわば反米米国人の集まりである。他に多様性重視のため同性愛者やナチス的反ユダヤ思想を持ったイスラム系移民も多いという。ここまで来ると多様性ではなく異常性である。, 実はサンダースが2月末に発表した税制等の改革案は、アメリカ中心の格差社会を解消できる可能性を秘めた優れたものだが、8年くらいの時間を掛けて少しづつ進めないと、ショックで米国中心に世界の金融と経済が破滅する可能性も高い。既に心臓発作で死にかけたことがある80歳近い高齢者が、8年がかりの計画でものを考えるだろうか?2、3年で進められたら前述のように世界が破滅する。, だからと言ってバイデンが大統領になったとしたら、アメリカ中心の格差社会を肯定して来た、既存のワシントン既成勢力の政治に戻るだけである。, そのため若者がサンダースを支持して来た訳であるが、どうもサンダース支持者は、若者の中でも少数派だったようだ。それはスーパーチューズデーの投票結果を見れば分かるだろう。, 逆にアイオワやネバダは大きな州ではなく、党員集会というのは学級会のような形式で行われるので、少数の若者でも動員できれば、彼らの熱気に他の参加者が影響されるので有利にはなる。, 経済が成熟しグローバル化や人工知能が発達し高学歴の人しか生き残れない世の中になれば、自然に人は子供を産まなくなり社会は少子化する。日本だけではない。欧米諸国も日本より先に白人は少子化していた。, そこで移民を増やした訳であるが、それが社会的混乱を招いた。移民は、その地とは違った価値観を持つ。前述したナチス的反ユダヤ主義のイスラム系移民のようなものである。, また米国では(黒人を含む)移民系の方が、宗教熱心で同性愛等には否定的である。それが多様性を重視するサンダースのネックになっている。移民のお陰で若者人口が多いように見えても、サンダース支持者になる人は多いとは言えない。, サンダースの支持者は高学歴の白人エリートが多い。それと白人と同じような生活ができるようになったヒスパニックの一部と。, サンダースの政策は学費無償化等、既にエリートである人や一家が、その地位から滑り落ちないようにする側面が強い。真に貧しく勉強がしたくともできなかった職人のような人々からは反感を買っている。それが彼が黒人の支持を得られない理由の一つではないかと思う。, そして白人エリート系の熱心なサンダース支持者も、今まで述べて来たような理由から、自分達が少数派であり、いくら頑張っても自分達の意見を、政治に反映させて行くことは難しいと、しらけざるを得なかったようだ。自分達よりも年配者の投票の方が多いのだから。これは日本でも同じことが起こっている。詳しい人の話を聞くと欧州諸国も余り変わりはないらしい。何れにしてもスーパーチューズデー以降サンダース票は低減傾向を挽回できなかった。, そこで4月8日とうとうサンダースは予備選からの撤退を表明した。だが、それは積極的な選挙運動を停止したに過ぎない。予備選の残された州で使われるマークシート式の投票用紙には彼の名前も残っている。彼の撤退で奮起した残された熱心な支持者が勝手連的に頑張れば、かなりの代議員を今後とる可能性もある。特に予備選の残された州は、サンダース支持者がバイデン支持者より多そうな州が幾つもある。初期に予備選から撤退した人々の取った代議員は、彼らがバイデンを支持してもバイデンの代議員にはならない。約150人ほどいる。つまりサンダースもバイデンも過半数が取れず党大会で話し合いが行われる可能性がゼロになったわけではない。それは無理でも多くの代議員が取れれば、党の政策綱領等に影響を持てる。, 特に2020年はコロナ問題の影響で3月下旬以降の予備選が延期になったりしている。これをコロナ問題の影響を無くすため11月の本選も含めて郵送投票形式にしようという意見が民主党中心に根強い。しかし共和党が非常に強く反対している。, そこで4月7日に行われたウイスコンシンの予備選挙は大混乱状態になった。自分のためにコロナが蔓延しては申し訳ないというのが、サンダース撤退の表面上の理由だった。, だが穿った見方をすれば今後の予備選ないし本選を郵送投票中心のものにする契機になればという計算もあったのではないか?, 実はスーパーチューズデーの1週間後に締め切られた郵送投票中心の海外在住者向け予備選挙で、サンダースは何とバイデンの倍の代議員を獲得しているのである!, 選挙に足を運ぶ気持ちにはなれないが郵送投票なら投票しても良いーサンダース支持者の多数の人の意識は、その程度の強さしか無くなっていたのである。, これは民主党全体が同じなのだ。最初に述べたようにスーパーチューズデーまでは予備選に投票に来る人自体が少なかった。, そこで民主党としてはコロナ問題を契機に今年だけでも本選も郵送投票中心にしたいのである。但し郵送投票というのは実は米国のことだから州による制度の違いも大きいものの投票所に足を運ぶよりも遥かに複雑な手続きが必要な場合が多いのだ。サンダース支持者のような高学歴エリート以外には却って難しい州も多いのではないか?, サンダースは、そこに賭けているのかも知れない。予備選で出来るだけ多くの代議員を取るために…。, 民主党本体としては投票への熱意のない人や貧しくて学校に行けなかった移民系の人が支持者に多い。手続きが複雑な郵送投票は、むしろ不利な筈だ。そこで郵送投票用投票用紙が自動的に有権者に送られる仕組みの全国的な導入や、郵送投票サポート・ボランティアのような活動の立ち上げを民主党はしようとしている。, しかし、そんなことをされると、どんな欺瞞を行われるか分からない。特に戸籍等がない米国では、長く住民票を置いていれば選挙権のない筈の不法移民のような人まで、地区選管の有権者名簿に載っているようなことがある。そういう人々の郵送投票を取り纏められたりしたら、共和党にとって脅威である。いや、アメリカ民主主義にとって脅威である。, この郵送投票中心の制度―特に郵送投票サポート・ボランティアのような活動は、やらせない方が良いだろう。その方向で共和党は法廷闘争をしたりしている。, ここまで書いてきて私自身が、しらけて来た。そこまでして「投票による民主制」とは、守らねばならないものだろうか?, 何度も述べたように世界中で少子化のために「投票による民主制」が中高年の人の意見が尊重されやすく、しらけた若者達が政治から退出している。表面上、若者が多いように見せかけるために移民を入れれば、混乱が悪化するのみである。, 移民労働に頼らず人工知能中心の産業構造を一刻も早く実現し、そのようなハイテクを駆使できる高学歴エリートが年齢に関わらず、そうでない人々よりも多くの影響を持てるような政治。例えば一般人は今まで通り一人一票だが、エリートとして認められた人は一人10票というようなことを、まじめに考えても良いのではないか?, 移民その他の間違った多様性を排除し、アメリカで言うなら民主、共和両党の支持を超えたエリート中心の、まとまった優れた未来志向の政治を実現する。コロナ問題のお陰で、ロボット労働が増えたりしそうなので、このようなことは意外に早く視野に入って来るかも知れない。, サンダースの失速は、そこまでのことを考えさせてくれる。そういう意味では非常に意義あるものだったように思う。. !b.a.length)for(a+="&ci="+encodeURIComponent(b.a[0]),d=1;d
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